2016年12月04日(Sun)

両国界隈の散歩

先々週にオープンしたての「すみだ北斎美術館」に行ってみました。
結構混んでいる様子だし、お天気も良いので、中を見るのは次の機会にして近辺の散歩に切り替え。
生誕の地はすぐ近く(公園はす向かいのあられ屋の所に案内板があるようですが見逃しましたw)。
しかしこのデザイン、どうなんでしょうかね。ステンレスとガラスの塊。北斎にはいまいち似つかわしくない気がするんだが。
CIMG5533.jpg CIMG5512.jpg CIMG5517.jpg CIMG5541.jpg

隣接する公園敷地に花で作った「凱風快晴」がありました。
CIMG5524.jpg

1ブロック隔てた所にある「野見宿禰(のみのすくね)神社」。相撲の神様ということで明治17(1884)年に初代高砂親方が建てたのだとか。本殿は戦災で焼け昭和28(1953)年に再建されたもの。今も日本相撲協会が神事を行ったりするそうです。歴代横綱の名が刻まれた石碑があります。数人、金文字になっているけど、どういう意味なのかな?
CIMG5556.jpg CIMG5548.jpg CIMG5551.jpg

すぐ近くにある「亀沢第1児童遊園」は落語中興の祖、三遊亭圓朝の家の跡。説明版以外にそれを感じさせるものはありません。この椿を圓朝も愛でた?知りませんがw。隣では町内会の餅つきをやっていました。
CIMG5561.jpg CIMG5563.jpg

「横網町公園」へ、この春耐震補強工事が終わった「東京都慰霊堂」を見に。屋根や外壁もきれいになりました。関東大震災の犠牲者慰霊のため「震災記念堂」として昭和5(1930)年に建てられ、さきの戦争後は空襲の犠牲者を合わせた慰霊の場所となっています。内部は荘厳な雰囲気。
CIMG5642.jpg CIMG5655.jpg

伊東忠太の設計なので、入口内側上部の照明の所にこんなのがいます。
CIMG5661.jpg

格子天井は1枚1枚に装飾が。
CIMG5676.jpg CIMG5674.jpg

左右壁面上部には徳永柳州が描いた関東大震災の絵が掲げられています。これは崩落する浅草の稜雲堂(浅草十二階)。
CIMG5670.jpg

慰霊堂側面と三重の塔。大屋根を支える鬼?は伊東忠太らしくないタッチ。縦に走る針金のようなものは鳩よけか。
CIMG5683.jpg CIMG5689.jpg CIMG5692.jpg

屋根のあちこちにある鳥の飾り(創建当初のものは慰霊堂内に展示)。 鐘楼も秋の装い。
CIMG5710.jpg CIMG5645.jpg

お城のような三重塔。石垣部分は納骨堂だそうです。
CIMG5714.jpg CIMG5723.jpg

同じ敷地内にある「東京都復興記念館」。これも伊東忠太の設計で慰霊堂と一緒に建てられました。和洋折衷の帝冠様式や外壁を覆うスクラッチタイルは昭和初期の建築の特徴だそうです。震災後の火災の熱で曲がったというビルの鉄骨がすさまじい。
CIMG5577.jpg CIMG5593.jpg

正面入口上部には、いかにも忠太らしい怪しい生き物w。4体中3体は顔が大きく破損していました。
CIMG5582.jpg

CIMG5587.jpg CIMG5584.jpg

個人の資料やツイッターに載せる程度ならと、展示室の撮影を許していただきました。正面階段は石造りで重厚な感じですが、吹き抜けでないためちょっと窮屈な感じ。
CIMG5598.jpg 

1階には写真や被害の資料、遺物などが展示されています。
CIMG5600.jpg CIMG5601.jpg

窓の装飾と階段室。
CIMG5609.jpg CIMG5611.jpg

2階にあったちょっと面白い展示物。東京周辺の地震の震源分布がガラスを重ねて描かれてあり、3次元的に見ることが出来ます(写真ではわかりにくいですが)。
CIMG5614.jpg

2階廊下には復興過程の時代や戦時中の様子を表す資料などが展示。竹久夢二が震災後の東京を歩いてスケッチし、新聞に連載したレポートが興味深かった。郊外の子どもの「自警団遊び」の話は、このことが良く知られていたこと、あまり深刻には受け止められていなかったらしいことがわかります。
CIMG5622.jpg CIMG5619.jpg
CIMG5621.jpg

CIMG5625.jpg CIMG5626.jpg

戦時中の父親と学童疎開中の子との間でやりとりされたハガキの展示にもタメイキが。「ごはんが少なくてたまらない。田舎の子にいじめられる」と訴える子に、父が「親戚の家に行くことができないか話をしている。もう少し辛抱してくれ」。その返信が「戦争が終わるまで不服は言わないことにした。頑張る」と・・・

2階中心の大展示室には震災の大きな絵画と復興計画などの模型が展示されています。
CIMG5636.jpg

昭和4年の「帝都復興展覧会」に出品された立体模型の一部。当時まだ繋がっていなかった両国御茶ノ水間の鉄道が造られていたり、皇居や赤坂御用地が金色のマークで省略されていて時代を感じさせたり、じっくり見るといろいろ面白そうです。今度現在の地図を持って行って見たい。
CIMG5634.jpg

こちらは横網町公園隣の築地本願寺別院「慈光院」。今年新しく建て直され、本院と同じようなイメージになりましたね。
CIMG5701.jpg

旧安田庭園は来年3月までお休み。残念。両国公会堂の跡地は「新刀剣博物館」の建設が進んでいました。
CIMG5730.jpg CIMG5727.jpg

去年、取り壊す直前にとった両国公会堂の写真を載せておきます。残せばよかったのに。もったいない。
CIMG1149.jpg

両国駅の旧駅舎はリニューアルして「江戸NOREN」という飲食施設になりました。旧駅舎のコンコースだそうなのですが、その感じはあまりしませんね。
寿司、天ぷら、ちゃんこ、もんじゃ、東京の地酒の販売ブース(利き酒コーナー付)など、観光客向けのラインナップ。まあどれも美味しそうだし、お値段も妥当な範囲で「観光地値段でなく良心的」と感じました。
CIMG5734.jpg CIMG5740.jpg

とはいえ、財布も軽いのでw、錦糸町に寄って1皿150円均一の回転寿司を食って帰りました。
タグ:両国 散歩
posted by tsurudep at 20:26 | Comment(0) | 日記